- AppleCare+の延長ってどうやるの?
- AppleCare+は延長するべき?
- 延長以外に選択肢はあるの?
AppleCare+の年払いには契約期間があり、2年から3年で自動的に終了します。
更新方法はもちろん、端末の故障やバッテリー交換といったAppleCare+のメリットを受けなかった人は、更新して保険料を払い続けるべきなのかどうか疑問に感じるはずです。
- 結論
- 延長はしない方が良いです(延長方法も解説しています)。
コスパの良いスマホ保険やアクセサリーでしのぎ、AppleCare+で支払うはずだった保険料は買い換えに使いましょう。
どうしてもAppleCare+を延長したいなら、月払いで。
この記事を読むことで、2年前の機種をAppleCare延長なしに守りつつ、買い替えを楽しみに過ごせる毎日が手に入ります。
iPad大好き&補償関係で10年以上の管理人が徹底解説します。
AppleCare+の延長について解説しますが、時間のない方は延長しない場合のおすすめ保険からご覧ください。iPadを未所持であれば、モバイル保険がオススメです。
●スマホ保険そもそも必要か?の答えはこちら
AppleCare+2年経過後の延長方法と料金
AppleCare+の延長方法
前提として、現在契約しているAppleCare+の保証終了日が近づいても、基本的に通知は届きません。
つまり、保証終了日を把握し、「保証終了日の翌日から30日以内」に自分で延長手続きをする必要があります。» 保証終了日の確認方法はこちら
継続する際は、月払いと年払いを選択可能。継続は不要と考えている筆者ですが、もし継続するなら後述する理由で月払いがおすすめです。
パソコンからの延長手順
- Appleのマイサポートへログインします。
- 「マイデバイス」から自分のデバイスを選びます。
- 延長できる場合は画面の案内にそって手続きします。
デバイスからの延長手順
- iPhone、iPad、iPod touch で、設定 App を開きます。
- 「一般」>「情報」の順に選択し、「AppleCare+ 保証が利用可能です」をタップします。
※「AppleCare+ 保証が利用可能です」と表示されない場合は、デバイスが保証の適用対象かどうかを確認。 - 延長できる場合は画面の案内にそって手続きする。
延長時は年払いにしないよう注意
月払契約ならいつでも解約できますが、年払契約の場合は、解約手続きが面倒です。
プランの保証残存期間の割合に基づいて按分計算した金額は戻ってきますが、Appleのカスタマーサポートに連絡し、状況説明・本人確認・振込口座の連絡などの手続きをする必要があります。
一括の方が保険料は安くなりますが、2年という期間は長いです。
月払にしておくか、後述の方法でまかなう方が、結果的にお得になる可能性は高いでしょう。
AppleCare+の利用料金
AppleCare+の料金は、デバイスによって異なります。iPhoneの例だと以下の通りです。
機種名 | 月払い | 年払い(2年一括) | 月払い 盗難・紛失プラン | 年払い(2年一括) 盗難・紛失プラン |
iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max | 1,480円 | 29,800円 | 1,600円 | 31,800円 |
iPhone 14 Plus | 1,350円 | 26,800円 | 1,450円 | 28,800円 |
iPhone 14 iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 | 1,180円 | 23,400円 | 1,280円 | 25,400円 |
iPhone SE(第3世代) | 580円 | 11,800円 | 700円 | 13,800円 |
その他のデバイス料金はAppleCare+が必要な人は?をご参考ください。
ご覧の通り、AppleCare+は高額です。2年経過後もこの保険料を払うべきなのか、必要性を解説します。
AppleCare+延長の必要性
2年間で行なった、修理やバッテリー交換の回数から考える
AppleCare+には以下のメリットがあります。ひとつも利用したことがない人は、延長の必要性はかなり低いです。
- 製品保証AppleCareの期間延長
※1年から2年 - バッテリーの修理保証
※本来容量の80%以下 - 問い合わせへの優先対応
※操作・接続・アプリの困り事 - 過失や事故による修理代金補助
- 紛失・盗難サポート
※さらに追加料金がかかります
特に、②④⑤の端末修理やバッテリー交換をしたことがない人にとっては、AppleCare+はコスパが悪い保険です。
AppleCare+はどんな人に必要?でも解説していますが、AppleCare+は①〜③に価値を感じる人への最適解となります。
そうでない場合は、別のスマホ保険がオススメです。
デバイスの買い替えや追加購入を視野に入れて考える
2年目以降に延長したとしても、端末を買い替える可能性の方が高いのです。
- 2年間で端末代金は払い切っている
- バッテリー寿命は3年程度(参考)
- 型落ち機種なら安価に手に入る
残債がないので縛りもなく、2年前の機体よりも高性能な型落ちが出ているはずです。
買い替える可能性が高いなら、高額な保険料を払うのはもったいないですよね。
iPhoneよりもiPadを購入するという選択肢
AppleCare+の保険料は高額なので、端末によっては買い替える方が安く済む場合すらあります。
高額な保険料を節約し、もし壊れたら安い機種+iPadという選択肢もオススメしたいと思います。
iPadブログなのでポジショントークと言われればそれまでですが、余暇でも仕事でも、iPadを手にした方が充実すると本気で思っています。
例えばメルカリのAndroid端末なら新品でも2万円以下はザラにあります。格安SIM「IIJmio」の端末セット購入なら、端末代は2千円程度です。
安価なAndroid+iPadという未来も、選択肢の一つに加えてみてください。
» iPadとAndroidスマホの2台持ちはあり?元AndroidユーザーがiPadとの組み合わせを解説
AppleCare+の延長よりもコスパが良い選択肢
AppleCare+以外のスマホ保険
AppleCare+は端末ごとに契約が必要。例えばiPhone13にApple Watchを加えたら2年で3万円、1年間でみると1万5千円が必要です。
ですが、仮に民間保険のモバイル保険なら、年間8,400円で3端末まで保険をかけれます。
※主端末副端末の差についてはリンク先にて解説
- 製品保証AppleCareの期間延長
※1年から2年 - バッテリーの修理保証
※本来容量の80%以下 - 問い合わせへの優先対応
※操作・接続・アプリの困り事 - 過失や事故による修理代金補助
- 紛失・盗難サポート
※さらに追加料金がかかります
先に紹介したAppleCare+のメリットのうち、重要な④⑤は他の保険でまかなえます。
管理人は現在、300円/月で端末から財布まで守れるセゾンの「お買い物安心プラン」を利用しています。
高額な修理費を軽減するための保険なのに、保険料が高くては本末転倒です。
環境によって最適解は異なりますが、以下の記事でオススメ保険やパターン別最適保険を紹介しているので参考にしてみてください。
» 【iPadマニアが選ぶ】iPad・iPhoneのスマホ保険14種の徹底比較とおすすめランキング
端末買い替えまで凌ぐ、破損防止のアクセサリー
先述した通り、2年経過しているなら、壊れた時に潔く買い替えるのもありです。安い端末+iPadの方がきっと楽しめますよ。
古い機種なら、保険に入らずにアクセサリーで破損対策するとコスパが良いです。
スマホの落下を防ぐiRingや、持ち運びに最適なリュック・バッグも紹介しているので、買い替えまでの間はアクセサリーで対策しましょう。
» 初めてのiPad、失敗しない選び方【安く購入する方法も紹介】
AppleCare+延長の必要性 まとめ
- AppleCare+の延長は基本的に不要
- 延長するなら月払にするべき
- 買い替えやiPhone離れも視野に入れて
AppleCare+は優秀ですが高額です。必要性が低いと感じたら、他のスマホ保険やアクセサリーでコスパよく対策しましょう。
» AppleCare+の解約方法はこちら
節約したお金で新しい機種を買ってもいいし、iPadを買ってもよし。
深く考えずにAppleCare+に入っていた方は、見直しの機会にしてみてください。
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