スマホ保険はいらない？ケースなし無保険派が加入した理由【加入率は増えてます】

iPhoneやiPadでヒヤッとする場面に遭遇すると、「スマホ保険に入るべきか」が頭によぎります。

事実、スマホ保険の加入率は増えています。

スマホ保険に入るのは、本質に気づいた人です。

分厚いケースに高価なガラスフィルム。
その姿は買いたい！と思った時のiPhone・iPadの姿でしょうか？
※製品を批判する意図はございません。

仕方ないんですよね。

増加し続ける端末代金、
禁止される端末割引。
高額なケースやガラスフィルムを装着するのはいつしか”当たり前”になりました。

あんなに真剣に選んだ端末カラーも、堪能できるのは店頭だけというおかしな世界。
裸運用が少数派だからこそ、”我が道をいく”ようなワイルドさ、に私は憧れていました。

しかし、ちょっとした衝撃で割れたガラスフィルムを買い直そうとした時に気づきました。
守った気にさせられているだけ…？

肌身離さず持ち歩く10万円を守る方法として、アクセサリーは本質的ではありません。
言うなればアクセサリーは財布。スリや紛失で終わりです。

スマホ保険は例えるならクレジットカード。
不測の事態に本当に備える方法がスマホ保険です。

“本当に”守るならスマホ保険
この本質に気づいてから、私のApple愛はさらに深くなりました。

ケースで放熱を妨げるのは、逆に端末寿命を短くする悪手ですらあります。

端末価格の高騰を背景に、買い替えよりも長期利用を選ぶ人が増えているのが現状です。

扱いが白物家電になってきたというのが想像しやすいかもしれません。

結論

スマホ保険は思ってるほど高くないので、入った方がメリットが大きい。

ケース無し運用で本来の質感や重量を味わって、Appleライフを楽しめます。

特にケースなしで運用したい人には最善の選択肢です。
消耗品である高価なケースやフィルムも不要になります。

風呂は自己責任ですが、ケースが無いのでプールでも風呂でも私はドボンしてます。
本体水洗いもなんのその。

裸前提のMagSafeもスマホ保険でようやく意味を持ちます。即脱着できるのは快感です。

少なからず保険料という負担はあるので、無保険の対策や、必要性の判断基準もまとめました。

安心して端末を使うための材料となれば幸いです。

不要派だった私が、スマホ保険に入った理由

修理費用と端末買い直しが高額

画面割れの修理見積もりは4万円オーバー。割れた画面のまま使う人が多いのも、納得のお値段です。

不意に訪れる費用として、純粋にキツイと思いました。
（見積はこちらから» iPad　 » iPhone）

さらに、端末本体の価格高騰 ＆ キャリアの値引き規制も買い直しの足枷あしかせに。今後急に安くなる見通しがないのも不安でした。
参考：2023年、スマホの価格はどうなる？　値引き規制で「1円スマホ」が消滅か

冒頭の通り、「修理するにしても端末を買うにしても高すぎる」もはや白物家電であると気付き、スマホ保険に加入しました。

端末破損への不安がストレス

他人が原因となる端末破損ケースが多くなってきたことも、理由の一つです。

コントロールできない他人の「不意な動き」の例

子供に端末を渡すケース

子供の場合は端末を預けてる間ずっと不安です。家中でも外でも、落下・水没には常にドキドキ。精神に良くありません。万が一の際、悲しみの当てどころがないのもネックです。

電車で怖い「他人の荷物」

電車の中で座ってiPad mini 6を使っていたら、目の前に立っている人が網棚からリュックを下ろしました。その際、ベルト部が長く、鞭のようにiPad mini 6の画面を直撃しました。

悪気のない知り合いの事故

知人が手を伸ばしたときに、子供の水筒が倒れ私のiPadを直撃。側面が少しヘコミました。もし画面が割れていたら…流石に請求できません。

枕元のiPadを踏みそうになる

いつもは家族が通らない側の床にiPadを置いて寝ていると、なぜかその日はiPadを置いた側の床を通ろうとして「待ってー！」と叫び、事なきを得ました。

特に電車に乗る時は人の端末に当たりそうになることが多く、自分の端末もいつ当てられるかわからないという不安がありました。

バーコード決済や写真撮影で端末を預ける行為も、相手に悪気がないのはわかっていてもヒヤヒヤします。

日常生活で度々ストレスを抱えるが嫌になったのも、保険で守ることにしたきっかけです。

ケースなし運用が最高

ケースなしでiPhoneやiPadを使う理由は２種類あります。

ケースへの愛情を否定するわけではありません。裸運用「も」可能になるのがスマホ保険です。

感性的な理由：質感やデザイン

裸で使いたい理由の大半は、iPhoneやiPadの質感・デザインを堪能したいという感性です。

モノが行き渡る世界になってから、人は無意識に「感性を満たす」製品を求めるようになりました。同じ中身でもパッケージが可愛いものを選び、同じ価格でも使いやすいものを選ぶのは人間の性です。

裸のApple端末は感性を満たします。触り心地、見た目、色合い、デザイン性、期待感など多くの側面から感性を刺激します。

裸で使いたい理由が感性なら、「なんとなく気持ちいいから」これで十分です。感性が満たされた時の感覚は、自分がよくわかっているはず。

握っているだけで満たされる感覚はまさに「最高」。

理性的な理由：かさばらない、使う場面が増える

久しぶりにケースを外すと、本来のサイズ感と重量に誰しも驚きます。

薄い・軽い・気持ち良いの裸端末を体験してしまうと、重くてかさばるケースには戻れません。

バッグの奥底に収納していたり、手帳型だから開くのが面倒だったり、
ケースによっては使用機会を減らす要因にもなり得ます。

生活が変わる、iPad miniの活用術まとめでも紹介している通り、とにかく隙間時間で使いやすい状態にしておきたい狙いがありました。

常に使いやすい状態は、人生を変える力があります。

裸運用で考えるべきは傷ではなく破損対策。スマホ保険はストラップやスマホケースと同じ感覚で安心して使うためのツールです。

スマホ保険はいらない？判断基準と無保険対策

必要か不要かを判断する目安

無保険でも問題ないかどうかの目安は以下の通りです。

無保険対策①：小さい端末を使う

端末が大きいほどバランスを崩して落としやすくなります。
また、小さい端末ほど修理費用は安い傾向にあります（安いと言っても3万円以上します）。

iPad mini 6とiPhone 13 miniはそれぞれ一番小さいサイズで修理費用も控えめ、組み合わせとしても最高です。

無保険対策②：アクセサリー

無保険運用なら必須、保険に加入していても、扱いやすさが変わるので装備しておくのがオススメです。

コンセプト的に、裸運用も満たす破損防止アクセサリーを紹介します。

無保険対策③：非正規で修理する

保証対象外となったり、売買時にデメリットにはなりますが、非正規店で修理するのも無保険の手です。

ダイワンテレコム のように郵送修理に対応し、実績のあるサービスを選びましょう。

余剰金があるなら、壊れたら諦めて、新しい端末を買うに振り切るのもありです。

無保険対策④：予備の端末を持つ

iPadを仕事に使っている人は、スペックに問題がない予備端末を1台残しておきましょう。

いくら保険で直せても、修理中手元に端末がないと仕事ができません。

ただし、せっかくリセールバリューが高いApple製品を売却できない方法なので、端末購入時の負担軽減を諦めることになります。
» 初めてのiPad、失敗しない選び方

スマホ保険は意外と安い

AppleCare＋は保険料が高い

キャリアで端末購入すると、基本的にはAppleCare＋しか紹介されません。

キャリア契約者は全体の72.9%（2022年5月）なので、多くの人がAppleCare＋しか知らないのが現状と予想されます。

AppleCare＋も悪いものではありませんが、保険料が高いのは事実です。

多くの人にとっては、別のスマホ保険の方が最適解です。
» AppleCare+はどんな人に必要？メリットデメリットを徹底解説

2台以上あるならスマホ保険

負担を抑え、気持ちよく裸使いできるのが民間スマホ保険です。

実質無料・1台あたり86円・月300円で複数端末守る、など様々。2台以上あればAppleCare+よりも圧倒的にお得になります。

クレジットカードの付帯サービスのあるので、知らないだけですでに保険が使える状態にあるかもしれません。お財布のカードを見直してみてください。

どれに入ろうか悩む場合の結論

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iPhoneやiPadにスマホ保険はいらない？入るべき？　まとめ

ケースなし+スマホ保険の運用は、質感や本来のデザインを堪能しつつ、不安も取り除けます。

特に最近推してるのがMagSafe。ピタッと即座に顔を変えるのは最高に気持ち良い体験です。

ぜひApple端末本来の美しさを味わってみてください。