- 脱着式フィルムって実際どうなの?
- 一般的なフィルムと何が違うの?
- メリットデメリットは?
以下のレビュー記事で触れた「脱着式ペーパーライクフィルム」を購入してみました。
まず結論ですが、裸で使いたいけど心配な人に超オススメ。
裸使いについてくる傷の心配を解決してくれる素晴らしいアイテムです。
合う合わないがはっきりしているので、自分の生活シーンを想像しながら読み進めていただければ幸いです。
購入した製品の概要と使い方


製品概要と使い方

購入したのは「ペーパーフィールフィルム」という商品名でした。まがいもの感が漂っています。もしくはOEMかもしれません。
私はpaypayフリマクーポンの使い先がなく、こちらを購入しました(1,500円)。一番有名なベルモンド製の方が、より品質が高いはずです。
フィルムの装着方法
- iPad本体の埃を除去
- 画面に合わせてフィルムを装着
特に説明は不要ですが一応。画面をきれいにする資材が付属しています。

着脱式なのでいつでも画面掃除はできます。
全装備は以下となり、総重量は約340gとなりました。


- iPad mini 6 総重量約340g
- ・iRing(詳細はこちら)
・Apple Pencil
・Apple Pencilケース
・脱着式ペーパーフィルム(約14g)
体感値が変わるレベルではないので、ほぼ裸といえる重量です。
脱着式ペーパーフィルムのメリット

書いていてもズレない
びっちりくっつきます。
Apple Pencilで書いても、指で操作しても、指で本体を摘んでも、取れる気配がありません。
爪がない人は脱着が大変なので、端っこにテープなどでツマミをつけてもいいかもしれません。
何度でもつけ直しができる
フィルムを貼るのが苦手な人に最適、自分が納得できる位置になるまで何度でも貼り直しできます。
シーンに応じて柔軟に対応できる
- 掃除する時だけ外す
- 動画閲覧の時だけ外す
- キーボード装着時に外す
- 手書きする時だけつける
使う人の環境に応じて柔軟に対応できるのが大きなメリットです。
フィルムの上から貼ることもできる
すでにフィルムを貼っている人にも朗報、市販のフィルムの上に装着も可能です。
マグネットが強力なので多くの商品と併用できます。
本当に紙に書いているような書き心地
ペーパーライクを使ったことはなかったのですが、本当に紙のような抵抗感と耳心地があり、びっくりする描きやすさでした。イラストや手書きがメインの人はペーパーライクで生産性が上がるはずです。
私はポインティングデバイスとしてApple Pencilを使いますが、それでも使っていて気持ちいいと思える描き心地です。
電車で使っている時に気になるコツコツ音もなくなり、周りを気にせず使える場面が増えました。
剥がすたびに「画面めっちゃ綺麗!」の感動を味わえる
普段フィルムなしで使っていたので感じませんでしたが、脱着するたびに感動を覚えます。誇張なしで本当に毎度感動を味わえます。
このきれいな画面を隠し続けるのはもったいないので、いつでも剥がせるフィルムに感謝です。
脱着式ペーパーフィルムのデメリット

画面が見づらくなる


写真でもわかる通り、フィルムを貼ってある右側(スマホだと下)は若干見づらくなります。
経験上、一般的なアンチグレア式フィルムと同じくらい。光沢フィルムの光反射よりは見やすい印象です。個人的には予想通りの視認性ですが、人によってはデメリットになるかもしれません。
フィルムと本体の間に隙間がある

フィルムと本体の間には2〜3枚紙が入る程度の隙間があります。
何度も貼り直しはできますが、隙間があるので内部にほこりが入り込むことがあります。埃が入っても、画面が点灯していれば気にはなりません。
埃が入っても一般的なフィルムと違って気泡にはなりませんが、気になる方にはデメリットです。
BRYDGEキーボードと併用できない

個人的に1番大きなデメリットでした。マグネット部分が思ったよりも厚いので、装着できません。
装着しようとするとフィルムが外れて、たわんで曲がってしまいます
このキーボードは簡単に脱着できる点が気にいっていたので、画面の傷とトレードオフになってしまいました。
BRYDGEキーボードの詳細は以下で触れています。
磁石式のケースと併用できない場合あり
公式販売されているFolioや、サードパーティーから出ている風呂蓋式のカバーとは併用できないかもしれません。
フィルムの装着方法自体が磁石なので、マグネット式カバーと一緒に外れてしまう可能性があります。
裸運用しているので試すことはできませんが、磁石の干渉問題は頭に入れておいた方が良いでしょう。
Apple Pencilの摩耗が気になる
非常に良い書き心地なのですが、ペン先の摩耗が気になります。
こればかりは長期間使ってみないとわかりませんが、書き込み時に抵抗があるので通常より早く磨耗するのではないかと思っています。
フィルム側に傷がつくかと思っていましたが、現状フィルムに傷は見当たりませんでした。
数週間使ったフィルムの状態
カバンにしまう時に引っ掛けて、1カ所凹みがついてしまいましたが、Apple Pencilの使用や通常使用で傷はついていませんでした。


また、下図の四隅の白枠部分にはマグネットがないので、引っ掛ける可能性があることがわかりました。フィルムも浮いている隅があります。

LINEの送信ボタンがちょうど浮いている隅にあり反応しにくい?と思ったことがありましたが、フィルム付け外しで元に戻りました。操作感に大きな影響はありません。

総じて満足感を下げるものではありませんでしたが、気になる人もいると思うので参考になれば幸いです。
マグネット脱着フィルムが適している人

オススメな人
私はイラストや手書きをあまりしないので、ペーパーライクの恩恵は耳心地とポインティング心地ですが、計り知れない満足度を享受しました。
- フィルムを貼ることに抵抗がない人は一般的なフィルム
- 裸も楽しみたい人には脱着式フィルム
棲み分けができる良い商品です。
破損防止は別の手で
- フィルム+保険で万全
- ・完全に裸で使いたい人
・落下や水濡れの対策もしたい人
良い保険をつけておくと、愛着ある端末を長く使えます。傷+破損を防止できるので売却時にも有利です。
私は極力端末を裸で使いたいので、本フィルム+保険で運用しています。
端末の高騰に伴い、修理費用も上昇傾向にあります。頻繁に買い直しをしたくないユーザーは必見です。
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脱着式ペーパーライクフィルムの使い勝手 まとめ
予想通りの便利な製品で大満足。
カバンに雑に入れても外れることがないので、持ち運びに気を使わなくなりました。

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