Apple TVのミラーリングでテレビをパソコンモニターとして使う方法

iPhone・iPadは知っているけどApple TVってなんなの？

私もあまり知らずに今までスルーしていました。

Apple TVがあれば“テレビをパソコンのモニターとして使える”のでは？と思い試してみたので記事を作成しました。

結論

パソコンのモニターとして十分使える（微小の遅延あり）
・Chromecast等より遥かに使いやすい
・エンタメ端末としてもストレスが激減
・テレビが高位置なら肩こりも減る

とりあえず買っておけ！と言える代物ではありませんが、Appleファンなら「他の再生端末はいらないな」と思えるほどには出来が良いです。

Apple TVとApple TV+の違いから始まり、映画や音楽の楽しみ方、家族での共有方法、さらにはお得な購入テクニックまで紹介します。

iPad大好き＆補償関係で10年以上の管理人が徹底解説します。

Apple TVは何ができる？基本概要とその機能

Apple TVの概要

ややこしいのですが、Apple TVという名称は、実は二つの異なるものを指しています。

要するに、Apple TVはハードウェアのデバイス名であり、 Apple TV+は動画配信サブスクサービスの名前です。

本記事ではデバイスとしての「Apple TV」について解説します。

映画から音楽まで楽しめる

Apple TVをテレビに繋ぐと、テレビの大画面で動画や音楽が楽しめるようになります。

動画ストリーミング

契約していれば、NetflixやAmazon Prime Videoみたいな有名な動画サービスの視聴にも使えます。

先述したサブスクサービス「Apple TV+」に契約すればAppleオリジナル番組も見れます。

音楽再生

Apple Musicに加入していれば、何百万曲もの音楽が聴き放題。Spotifyも対応しており、Apple TVを使えばテレビから聞けます。

テレビのスピーカーにはこだわっている人は多いのではないでしょうか。

地上波を見なくなり、テレビをもてあましている人にも最適。
テレビがエンターテインメントの中心になるのがAppleTVです。

家族で楽しめる機能

Apple TVには家族みんなで楽しめる機能もあります。

動画や音楽の共有は言わずもがな。
便利なのはスマホに入ってる写真や動画を、テレビの大画面で超手軽に見れることです。

これが非常に効果的で、家族での思い出話に花を咲かせます。

兄弟がいる場合、小さいスマホの画面は取り合いになります。
Apple TVがあれば、最近の旅行の写真を見せたり、ビデオを共有したり。

iPhoneやiPadから直接、AirPlayを使って家族全員で簡単にスマホ画面を見て楽しめます。

さらに、Apple TVにはファミリーアカウント機能もあって、家族それぞれの好みに合わせたコンテンツを設定できます。

子ども用のプロファイルを作れば、子どもに適した番組だけを見せることも可能です。
誤って成人向けコンテンツを見る心配もなくなります。

ペアレンタルコントロールに近い使い方が可能です。

ゲーム好きな家族がいるなら、Apple Arcadeもおすすめ。

有料ですが、みんなで楽しめるゲームがたくさんあるので、家族のゲームタイムがもっと楽しくなります。

我が家では一時期太鼓の達人にどハマっていました。

Apple TVでパソコン画面をテレビに写す

以下の記事で解説していますが、パソコン作業には外部モニターを使っています。

「もっと大きな画面で作業したら、もっと効率的に仕事ができるかも」と思い、目に入ったのがテレビでした。

実はこれがApple TVの購入理由です。

後述しますがデメリットがあります。
結論から言うと、パソコン用モニターとして十分使えますが、頻度としてはあまり使っていません。

このセクションでは、Apple TVを使ってパソコンの画面をテレビに映す方法、そのメリット、そして注意点について詳しく解説していきます。

TVをPCモニターとして使う

Apple TVを使うと、ワイヤレスでMacBookの画面をテレビに映せます。

デザイン作業や大量のブラウジング、プログラミングなど、広く画面を使えるので効率UPに役立ちます。

画面の広さはモバイルモニターの比ではないので、複数のウィンドウによるマルチタスク処理がよりスムーズに、快適に行えます。

以下はミラーリングの方法ですが、個別ディスプレイとしてもしっかり使えます。

ミラーリングのやり方

Apple TVを使ったミラーリングは超簡単で、ストレスなく接続できます。

Windowsの場合は、設定内の「デバイス」セクションから「接続されたデバイスを追加」を選択し、Apple TVを選びます。

遅延について

AnyCastやChromeCastも使いましたが、Apple TVは圧倒的に遅延が少ないです。

ブラウジングやブログ執筆、私の場合は動画編集でも問題視するほど遅延を感じていません。
ですが一応、気になる人は気になる程度には遅延があります。

遅延を極力なくすことが条件なら、現役教師のおすすめグッズで紹介した有線アダプターしかないないかもしれません。

有線の場合はテレビからだらんとケーブルが伸びてしまうので、パソコンをテレビ横に、キーボードとマウスを別に用意して、、とデメリットもあります。

広すぎる画面

モニターを買うよりも便利かと思いましたが、意外と画面を使いきれません。

テレビの解像度で使うと、カーソル移動速度をMAXにしても移動距離が遠い遠い。。

おすすめな人

既に仕事部屋やモバイルモニターを持っている人には不要かもしれません。
逆に上記に当てはまる人には、快適に省スペースで使える選択肢となります。

私の場合はApple TVの使用頻度は低いですが、子供を見ながらリビングで仕事をするケースがあるので役立っています。

仕事部屋がある人はモバイルモニター、リビングで仕事をする人はApple TVがおススメです。

Apple TVの使い勝手と評価

Apple TVを使ってみて、まず驚いたのはそのストレスフリーな操作性です。

他のストリーミングデバイスと比較しても、Apple TVのユーザーインターフェースは直感的で、もっさり感も全くなく誰でも簡単に扱えます。
パソコンモニター用として購入しましたが、すっかりエンタメ機として定着しました。

操作の快適性

テレビリモコンの操作や音声入力にストレスはありませんか？

スマホをリモコンとして使用でき、iPhoneやiPadで直接テキストを入力できるので、検索やログインがとても楽です。

Apple製品とのシームレスな連携により、iPhoneで見ていた動画をApple TVに簡単に切り替えて大画面で楽しむことも可能です。

おすすめできるユーザー

Apple TVは、特にプライムビデオやYouTubeなどの動画サービスを頻繁に利用するユーザーにおすすめです。

Apple MusicやSpotifyといった音楽サービスにもアクセスできるので、音楽愛好家にも最適。

ユニバーサルコントロールやユニバーサルクリップボードを知っている方は、シームレスな連携がテレビに広がるApple TVに魅力を感じるはずです。
» （参考）iPadで疲れたら大画面にすればいい！

Apple TVを安く手にいれる方法とモデルの比較

少しでもお得に購入する方法は知っておきたいですよね。

Apple TVには種類があるので、自分のニーズに合わせて選んでください。

ここでは、Apple TV+をお得に購入する方法と、Apple TVのモデルを比較する際のポイントを紹介します。

Apple TVをお得に買う方法

Amazonのセールを活用する

Amazonでは定期的にセールが行われており、Apple TVも割引価格で提供されることがあります。

特にブラックフライデーやプライムデーなどの大規模セール期間中は、お得な価格で購入できるチャンスです。

初売りや特別セールを狙う

Apple公式や大手家電量販店では、年始の初売りや季節のセールでApple製品が特価で提供されることがあります。

セール期間を狙うと、通常よりも安くApple TVを手に入ります。

整備済み製品を狙う

Apple公式の整備済製品でApple TVが販売されることがあります。

Appleの整備済製品（Refurbished Products）は、Appleが以前に販売した製品を再調整し、新品同様の品質基準に合わせて販売するものです。

新品同様の品質を保っているのに、価格は新品よりも安いという人気の製品です。

中古を狙う

持ち運ぶものではないので美品が多く、中古で買うのもアリです。

半額以下で買える可能性もあるので、こだわりがなければメルカリが無難です。
※型番だけは注意して購入しましょう。

価格とモデルの選び方

購入するなら４Kモデルで2021年以降にしましょう。
それより旧モデルになるとモッサリするようです。
※私が購入したのは2022モデル

わかりやすい動画があったので参考までに。

容量は使った感じ、ゲーム等をダウンロードして使わないなら64GBでも十分でした。

モデル選びの際は、自分のテレビの解像度、予算、使用目的を考慮して選ぶと良いでしょう。また、整備済み製品やセール期間を狙うことで、コストを抑えられます。

Apple TVを使ってテレビをパソコンモニターにする　まとめ

モニターとして使うなら
こんな人におすすめ

仕事に使うならある程度場所や環境を考慮して選びましょう。

微小な遅延はあるものの、有線で繋ぐ手間を考えるとメリットの方が多いです。

エンタメ機として使うならストリーミングデバイスとしてピカイチ、スマホがリモコンにもなって便利。予算や環境に合わせて選んでみてください！