【Notion】Formulaの使い方の基本、if関数と四則演算

Notionには便利な関数機能がついています。

ただ、Excelとは関数の指定方法が違うので、最初は疑問に感じると思います。

について解説します。

以下のページにて各種テンプレートも公開しているのでよかったらご覧ください。
» Notionの使い方ガイド

プロパティ「関数（Formula）」の使い方

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上の例では、左から３列目「価格（ドル）」に111を掛け算し、赤枠に表示しています。

四則演算の設定方法

それでは基本となる四則演算の設定方法を解説します。まずはプロパティで関数を選択しましょう。

Notionの関数では、データベースの値をprop(“選択したい項目“)で拾います。直接打ち込んでも良いですが、赤枠部分をクリックすると「構文」に入力されます。「例」には関数のサンプルが表示されます。

四則演算をしてみましょう。「＋」の両隣はスペースを入力しなくても大丈夫です。完了をおすと勝手にスペースをあけてくれます。

掛け算の場合は「*」無しで、prop(“任意の数字２”)prop(“任意の数字１”)と並べるだけでもOK。

四則演算はそれぞれ、以下の関数でも計算できます。ただし、以下の関数を使った場合、計算できる値は二つまでになります。例えば1+1はできても1+1+1はできません。

if関数の使い方

先ほどの例では以下をおこなっています。

具体的にはifとempty、四則演算の掛け算を使います。

if(
　　　　empty(prop(“価格（ドル）”)) == false, 
　　　　toNumber(prop(“価格（ドル）”) * 　　111), 
　　　　toNumber(prop(“最低購入価格（円）”))
)

if関数は「,」で区切り、（条件,yesの時の動き,noの時の動き）で指定します。上の例だと、ifの動きは以下のようになっています。

「ドル項目が空である」のfalse（not）を判定,
yes（つまり何か入っている）ならドルに111を掛け算,
noなら値をそのまま使う

また、if関数の引数は型を揃える必要があります。型を揃える必要はなくなりました。

if関数の出力結果が(テキスト,数値)だとカンマ区切り付けられないけど、一回数値経由したら付けられた‼️

ifって出力結果のデータ形式合わせる必要があったから、関数2.0の恩恵かも？

ただテキスト扱いなのか左寄せになるので実用性は低そう😇#Notion pic.twitter.com/ohpBp4YRdk

— ダイス│1人社長の裏方エンジニア (@DICE_Notion) September 12, 2023

型の概要とifの基本は以下のとおりです。

関数の指定方法はソフトによって微妙に異なるので、慣れるまでは大変かもしれません。先述した通り、今はNotion AIを使って関数を組んでもらう方が圧倒的に楽です。

Notionを使ったグラフの作成方法

Fomulaは便利ですが、Notionの標準機能だけではグラフは作れません。

NotionChartsという外部サービスを使用すると、無料でグラフ作成が可能です（無料アカウントだと３つまで）。

以下の記事にて詳しく解説しておりますのでご参考ください。
» 【NotionChart】データベースからグラフを作成する方法

Formulaの使い方の基本、if関数と四則演算　まとめ

他の関数を使っている例が見たい方は、以下の欲しいものリストも参考にしてください。
» Notionで在庫管理と欲しいものリストを作ってセールを活用【日付の関数例もあり】

購入価格を分量と個数を合わせて比較できる関数です。

ノートアプリでデータベースや関数が使えるというのは非常に画期的ですね。

ご不明点などあればコメントください。