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MacBookで簡単!GarageBandでYouTube音源を編集する方法

  • 運動会の曲を編集したいけど、やり方が分からないな…
  • 学芸会の音楽、曲の途中からスタートさせたいんだけど
  • MacBookで音楽編集ができるって聞いたけど難しそう…

学校行事の準備で音楽編集が必要になると、CDを借りたり既存の曲をそのまま使ったりと、なかなか理想通りにいかないものです。
特に音楽編集の経験がない場合は、作業の手順すら分からないことが多いですね。

実は、MacBookに標準搭載されているGarageBandを使えば、YouTubeの音源を簡単に編集できます。

先生向けの記事ですが、音楽編集をする全ての人が使える方法です。
» 先生向けの他記事はこちらから

  • YouTubeから音源を安全に入手する方法
  • GarageBandでの基本的な編集手順
  • 運動会や学芸会で使える実践的なテクニック
  • 編集した音源の保存と活用方法

この記事を読むことで、MacBook標準搭載の無料ソフト「GarageBand」を使って、理想の音源を作る方法が分かります
音楽編集の知識がなくても簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。

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この記事を書いた人

・AI講師、Notion構築代行業
・妻はiPadを使う現役小学校教師
・前職は補償関連に10年以上従事
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YouTubeから音源を抽出して編集する方法

音楽編集のイメージ写真

音源の準備方法は、編集の有無によって2つのアプローチがあります。
まずは自分のニーズに合った方法を選びましょう。

iPad・MacBookなどApple製品を教育現場で活用したい方は、「ママ先生のiPad活用術とおすすめアプリ」もご覧ください。
音楽編集以外にも、授業準備や校務効率化のためのテクニックを紹介しています。

編集なしで音源を使用する場合:YouTube Premium

曲をそのまま使用する場合は、YouTube Premiumの活用がおすすめです。
特に編集の必要がない場合は、最も安全で確実な方法となります。

  • オフライン再生が可能
  • バックグラウンド再生で画面オフでも音楽再生可能
  • 広告なしでスムーズに再生
  • YouTube Music(音楽配信サービス)が利用可能

契約時のポイント
スマホアプリからではなく、ブラウザ版から契約すると料金がお得です。
特に年間契約を選択すると、月額換算で最も経済的になります。

YouTube Musicは一般的な音楽配信サービス(Amazon Musicなど)と同等の音質とラインナップを提供します。
既に他の音楽サブスクリプションを利用している場合は、乗り換えを検討する価値あり。
我が家は年間契約してます。

音源を編集する場合:音声ファイルの準備(mp3やwavファイル)

曲の長さを調整したり、複数の曲を組み合わせたりする場合は、まず音源ファイルを用意する必要があります。

ブラウザで変換したりソフトウェアをダウンロードする方法が定番ですが、YouTube運営が気にしているのか頻繁に使えなくなります。

そこで、最も確実な方法としてChrome拡張機能を使って音声を録音するアプローチで用意します

1. Chromeウェブストアからボイスレコーダー拡張機能をインストール

Chromeウェブストアのボイスレコーダー拡張機能インストール画面

Chromeウェブストアにアクセスし、「拡張機能を追加」をクリックしてインストールします。
インストール完了後、Chromeの右上に拡張機能のアイコンが追加されます。

拡張機能も時期によって閉鎖することがあるので、その際は類似の拡張機能を使ってみてください。

2. 拡張機能をピン留めして、すぐに使えるようにする

Chrome拡張機能のピン留め方法を示す画面

Chromeの右上にあるパズルのピースアイコンをクリックし、ボイスレコーダーの横にあるピンアイコンをクリックします。
これで、アドレスバーの右側に常にアイコンが表示されるようになります。

3. 拡張機能のアイコンをクリックし「Start Recording」を押す

ボイスレコーダーの録音開始画面

ピン留めしたボイスレコーダーのアイコンをクリックすると、録音用のパネルが表示されます。
「Start Recording」ボタンを押して、録音の準備を整えます。

4. YouTubeで必要な音源を再生

録音を開始したら、YouTubeで編集したい音源を再生します。
この間、拡張機能が自動的にPCから出力される音声を録音します。

5. 再生が終わったら「Stop」をクリック

ボイスレコーダーの録音停止画面

必要な部分の再生が終わったら、拡張機能のパネルに表示されている「Stop」ボタンをクリックします。
これで録音が完了します。

6. 「here」をクリックして音声ファイルをダウンロード

録音完了後のダウンロード画面

録音が終了すると「here」というリンクが表示されます。
このリンクをクリックすると、録音した音声ファイルがWAV形式でダウンロードされます。

録音された音声はWAV形式でダウンロードされますが、GarageBandはWAV形式にも対応しているので問題ありません。
拡張機能の設定でMP3形式での保存も可能です。

音声ファイルが用意できたら、次はGarageBandでの編集作業に移ります。
具体的な編集手順は次のセクションで詳しく解説していきます。

GarageBandで音声ファイルを編集する方法

ファイルの作成と基本操作

GarageBandの新規プロジェクト作成画面
空のプロジェクトを作成しましょう

まずはGarageBandを起動して、新規プロジェクトを作成します。
「空のプロジェクト」を選択し、右下の選択ボタンをクリックしましょう。
メニューバーの「ファイル」→「新規」からでも同じ操作ができます。

GarageBandのトラック追加画面

次にオーディオトラックを追加します。
マイクアイコンをクリックし、「作成」ボタンを押してください。

GarageBandでmp3をドラッグ&ドロップした状態
mp3をドラッグ&ドロップするとこの画面になります

準備した音声ファイルをGarageBandの画面にドラッグ&ドロップします。
ファイルが読み込まれると、上の画像のように波形が表示されます。

GarageBandの基本的な操作方法を示す画面
再生ボタンと再生部分の調整ができる

基本的な操作方法は以下の通りです:

  • 赤枠の部分で再生/停止の操作を行います。
  • 緑線を動かすと再生する部分を調整できます。
  • 青い部分を移動させると、曲全体の再生位置を変更できます。
再生時間の表示設定画面
再生されている秒数を確認するための設定

曲の再生時間を確認したい場合は、▼マークをクリックして「ビートとタイム」または「タイム」を選択します。
この設定により、現在再生している位置の正確な時間が分かります。

メトロノーム機能の設定画面
リズム管理機能はオフにしておきましょう

メトロノームと1234カウントはオフにしておきましょう。
これらは作曲時に使用する機能で、既存の曲を編集する際には不要です。

チェックポイント

運動会などで曲を短縮したい場合は、下段に同じmp3をもう一度ドラッグ&ドロップします。
例えば、「導入の30秒」と「3分以降のサビ」を組み合わせるといった編集が可能です。

複数の音源を組み合わせた編集画面
曲の短縮は2曲取り込んでつなげる

異なる曲を組み合わせたり、同時に再生したりする場合も、同じように新しいトラックを追加して音源をドラッグ&ドロップします。
各トラックの音量バランスは左側のスライダーで調整できます。

曲の長さ調整と保存

GarageBandの終了マーカー調整画面
終了マーカーで曲の長さを調整

曲全体の長さは終了マーカーで調整します。
終了マーカーは一番後ろについているので、希望の秒数まで移動しましょう。
ピンチアウトとピンチインで編集区域を調整できます。

簡単なフェードアウトの設定方法

GarageBandには約10秒のフェードアウトを自動で設定できる機能があります。
以下の手順で設定できます。

  • メニューの「ミックス」を押下
  • 「メイン出力でボリュームフェードアウトを作成」を選択
  • 調整する
フェードアウトの設定
折れ線を操作してボリュームを調整

上記のような折れ線が出るので、点をドラッグ&ドロップすることで調整できます。

編集した音源を保存する

通常の保存では「ガレージバンド形式.band」になってしまうため、上部のメニュー「共有」から保存する必要があります。

GarageBandの共有メニューからの保存画面
保存は「共有」から

音声ファイルの形式を確認し、「書き出す」をクリックして保存場所を選択します。
保存が完了したら、AirDropやメールなどで再生する端末に転送すれば完了です。

GarageBandで楽曲の編集 まとめ

  • 音声ファイルの準備
  • GarageBandで編集
  • 共有メニューで保存

MacBookを持っている先生方は、学校行事の音源編集にぜひ活用してみてください。
一度手順を覚えれば、次回からはスムーズに編集作業を進めることができます。

仕事のやり方を劇的に変える教師のiPad活用術もよかったらご覧ください。

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