- 指導案作りのヒントが載ってた教育書、この本棚のどこだっけ…
- 所見の書き方の本、研修で勧められたけどもう本棚に入らないな
- 授業作り・学級経営・子どもの理解、毎年増えていくばかりだなぁ
教師として学年や教科の指導書、所見の書き方、自己啓発本など、様々な教育書を集めていくうちに、自宅の本棚が教育書でいっぱいになっていませんか?
妻も教壇に立つ中で、学年が変わるたびに新しい指導書が増え、研修で勧められた実践記録や指導法の本を買い足すたびに、本棚の収納に頭を悩ませてきました。
- 毎年必要になる学年別の授業作り
- 教科研究や学級経営に関する専門書の増加
- 研修で推奨される指導法や評価に関する書籍
教育書をデジタル化することで、保管の悩みを解決しながら、必要な時にすぐ参照できる環境を作ることができます。
- この記事でわかること
- • 教育書(指導書・実践記録・指導法の本など)を手軽にデジタル化する方法
• 年々増える教育書の整理・保管の効率化方法
• 電子化した教育書を授業準備や指導に活かす方法
• 保管しておくべき教育書の選び方のポイント
この記事では、教育書の電子化サービス「スキャンピー」を使って、増え続ける指導書や実践記録、教科書指導法の本などを整理し、より効率的に活用する方法をご紹介します。
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スキャンピーの基本情報
サービスの特徴
スキャンピーは、授業づくりや学級経営の本など、「所持している書籍を電子データにしてくれる」スキャンサービスです。
- 高品質なスキャン
- 業務用スキャナー(CANON DR-X10C)使用で高品質なデジタル化を実現。綺麗な原稿なら97-99%の文字認識精度を実現します。
- 品質保証
- 全体の3%以上が読めない場合や著しい読書困難エラーが発生した場合は再スキャン対応。納品後30日間のデータ保証付きです。
- データ形式
- 標準はグレースケールPDF。カラースキャンやOCR処理(文字検索機能)はオプションで追加可能です。
書籍は掲載できませんが、実際にスキャンした説明書の一部が上記。
拡大しても問題ない画質と、垂直方向にずれもありませんでした。
例えば以下のような教育書の電子化に最適です:
- 文字が多い指導法の本(OCR機能で必要な箇所をすぐ検索)
- 何度も参照する評価・所見の書き方の本
- 長期保存したい学級経営の専門書
iPadでいつでも確認でき、場所を取らずデジタル保管できます。
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料金システム
- 基本料金(300ページまで)
- 88円/冊(税込)
- 301ページ以上の本
- 176円/冊(税込)
- バリューパック(10冊以上)
- 231円/冊(税込)でページ数無制限。フルカラースキャンとOCR処理が標準装備されます。
教師の自己研鑽を支える活用シーン
教育書のデジタル化は、日々の教育活動をより効率的にサポートしてくれます。
- あの指導法の本のどこに書いてあったっけ…
- 家でも学校でも参照したいけど、持ち運びが大変…
- この評価の考え方、同僚にも共有したいな
こうした悩みを抱える先生方に、デジタル化のメリットをご紹介します。
電子化に適した教育書の選び方
業務用スキャナーによる97-99%の高精度な文字認識に加え、品質保証も充実しているので安心です。
仮に3%以上の読取不良が発生した場合は再スキャン対応され、納品後30日間のデータ品質保証も付いています。
- 文字が多い専門書
- OCR機能を使えば、必要な指導法やキーワードをすぐに検索できます。評価や所見の書き方の本も、デジタルで手元に置いておけば必要な時にすぐ参照できます。
- 頻繁に参照する本
- 学級経営や教科指導の基本書など、何度も読み返す本は電子化が特に効果的です。iPadさえあれば、職員室でも自宅でも瞬時に必要な箇所を確認できます。
- 共有したい指導資料
- 同僚と共有したい指導法や評価の考え方が書かれた本も、デジタルなら必要な箇所を手軽に共有できます。学年会や教科部会での話し合いの際にも便利です。
電子化した教育書は、クラウドストレージに保存してiPadで閲覧できます。
必要な箇所を検索したり、付箋機能でマーキングしたりと、活用の幅が大きく広がります。
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電子化を控えたい書籍
以下のような本は電子化に向いていません:
- 写真が多い実践記録(光沢素材は精度に難あり)
- 薄紙質の本(辞書/六法等)
- 厚紙質の本(写真集タイプ)
- A3サイズ以上の資料
- 損傷が激しい本
- 市販書籍のコピーや再製本したもの
「本屋で買った本」をデータ化するのに適したサービスとなっています。
» 最初から電子書籍で購入する方法はこちら
データの受け取りは、オンラインダウンロード、USB、DVDから選択可能。
保管方法や活用方法については、次のセクションで詳しくご説明します。
具体的な電子化の手順
実際の電子化作業は、以下の流れで進めていきます。
申し込みから納品まで
- 1. 申し込み手続き
- 注文フォームから依頼すると、24時間以内に受注完了メールが届きます。 複数の本をまとめて送る場合は、できるだけ1度の発送にまとめましょう。
- 2. 本の発送準備
- しおりや付箋、文字に被るプリント類は事前に取り除きます。 シリアルコードやCDが付属している場合は、あらかじめ取り外しておきましょう。
- 3. 料金確認と支払い
- 書籍が到着した当日に料金計算・請求があります。 入金確認後、すぐに納期のご連絡があります。
よくある添付のCDは全て外しました。見ることはないと思うけど一応保管してあります。
納期は依頼する冊数によって異なります。
10冊までなら1週間〜10日程度、50冊を超える場合は2週間程度、100冊を超える場合は3週間以上が目安です。
冊数の入力はざっくりでOK。
私はダンボール3箱で21~100冊を選択しました。
メールに添付される請求書を確認し入金します。
入金したら気長に待ちましょう。
データ受け取り後の確認
電子化されたデータは、品質保証の観点から以下の確認が推奨されます。
- 全ページが正しくスキャンされているか
- 文字の読み取りに問題がないか
- OCR機能で文字検索が可能か
万が一問題が見つかった場合でも、納品後30日以内であれば品質保証対応が可能です。
数週間後にデータをダウンロードする形で納品されました。
預けた書籍はしっかり名付けされ、データ化されました。
これでiPadでいつでも確認できるようになりました。
コスト比較とメリット
電子化のコストは本のページ数によって決まります。
300ページまでの本は88円、301ページ以上は176円が基本料金です。
10冊以上まとめて電子化する場合は、ページ数に関係なく1冊231円のバリューパックが選べます。
電子化で得られる効果
教育書を電子化することで、以下のような効果が期待できます。
- 場所を取らない保管
- 本棚のスペースを気にせず、必要な教育書を手元に置けます。 引っ越しの際の荷物も大幅に軽減できます。
- 検索機能の活用
- 必要な指導法やキーワードをすぐに見つけられます。 OCR機能を使えば文字検索も可能です。
- 持ち運びの手軽さ
- iPadさえあれば、大量の教育書を学校や自宅に持ち運べます。 必要な時に必要な本をすぐに参照できます。
電子化のコストは1冊あたり数百円程度ですが、得られる効果は長期的な価値あり。
今でこそ自炊*の習慣がつきましたが、優先度の低い古い教育書は後回しに。
*自分で電子書籍化すること
本棚には「捨てるには惜しいけど自炊するのは面倒な本」が大量に眠っていました。
そんな本をまとめて電子化することで、本棚のスペースを確保しつつ、必要な時にいつでも参照できる状態を実現できました。
電子化にかかる費用は本1冊あたり数百円程度です。
新しい本棚を買うことを考えると、スペースの節約という点でもコストパフォーマンスは良好です。
また、一度電子化してしまえば、必要な時にすぐ探せて読めるという安心感があります。
実際、電子化した後で「あの本のあの部分を見たい」と思った時、すぐにiPadで検索できる便利さは想像以上でした。
電子化を始める前に確認したいこと
ただし、全ての本を電子化すれば良いというわけではありません。
以下のような点をチェックしてから依頼すると良いでしょう。
- 電子書籍で購入できないか確認する
- 今後も参照する可能性が高いか考える
- 書き込みや付箋が多い本は内容を整理してからにする
電子化に慣れていなければ、初めはバリューパック条件の10冊程度から始めて、電子化後の使用感を確認するのがおすすめです。
使い勝手に満足できれば、徐々に対象を広げていけば良いでしょう。
まとめ:スキャンピー活用のステップ
教育書の電子化は、以下の手順で進めていくのがおすすめです。
- Step1:電子化する本の選定
- まずは頻繁に参照する指導法の本や、検索機能が活きる評価関連の本から始めます。 バリューパックで10冊からスタートするのがおすすめです。
- Step2:本の準備と発送
- 付箋やしおりを外し、複数冊まとめて発送します。 納期は10冊で1週間〜10日程度が目安です。
- Step3:データの活用方法を決める
- iPadでの閲覧方法や保存場所を事前に決めておきます。 クラウドストレージを使えば、必要な時にすぐアクセスできます。
電子化した教育書は、クラウドで一元管理すると便利です。
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最初は少し手間に感じるかもしれませんが、電子化後の便利さを考えれば十分見合う投資だと思います。
本棚のスペースを確保しながら、必要な教育書をいつでも活用できる環境を整えてみませんか。
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