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iPadの最適キーボードアプリをさがす【たどり着いたオススメの入力方法も紹介】

  • iPadでオススメのキーボードアプリが知りたい!
  • 画面キーボードを使うメリットって何?
  • 有料キーボードアプリの正直な感想

iPadには物理キーボードが便利。そんなことはわかっているけど使えない場面もありますよね。

使えないわけではなく、板一枚で完結したいという欲求を満たしたく、キーボード探しの旅をしているiPad Loverもいるはずです。

  • 物理キーボードは荷物になるから持ち歩きたくない。。
  • 通勤時の利用なので、キーボードを広げるスペースがない
  • 文字入力の機会が少ないからBluetoothキーボードほどでは・・

そんな方に向けてオススメのキーボードアプリを紹介します。

結論
期待ハズレですみません。iPad一枚の入力環境最強はこれです。
・画面キーボードは純正
・音声入力とペンを活用
・Bluetoothキーボードも適宜活用

有料アプリも購入しましたが、結局使っていません

よく紹介されるアプリを全て使ってみた結果なので、結論に至った経緯も紹介したいと思います。

・iPadを使い倒すフリーランス
・前職は補償関連に10年以上従事
・Notion公認資格を2つ保有
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iPadで画面キーボードを使うメリット

画面キーボードのデメリットは「見にくい・使いにくい」と明確。ここではあえてメリットを認識しておきましょう。

iPad一枚で完結の満足感

iPad一枚の不便さを楽しむのも
iPadの醍醐味の一つ

わかる人にしかわかりませんが、「板1枚で解決」はなんともいえない達成感(?)があります。ミニマリストやってる感とでもいいますか、心地よい気分を味わえます。

もちろんBluetoothキーボードの方が快適、画面キーボードは正直使いにくいです。

最高環境のBluetoothキーボードは、場面を選んで使えばいいのです。

持ち運ぶ荷物が減る

軽快に持ち運べる端末なら
その軽快さ最大限に活かしたい

Bluetoothキーボードはカサばるので、荷物を減らすのが目的でキーボードアプリを探すことも多いと思います。

Ewinのように折りたためて軽いキーボードでも、ボディバッグに忍ばせておくのは結構邪魔です。

スッと一枚iPadを入れて出かける。この満足感のために画面キーボードを探しているワケです。

物理キーボード探しからの解放

人によりますが、最高のキーボードを求める旅は、なかなか終わりません

現状自分が考える最適解にはようやくたどり着きました。しかし、より良いキーボードは間違いなく出てくるでしょう。

その度に他社も革新的な商品を出してくるので、旅はなかなか終わりません。

良いキーボードを探すのも正直楽しいですが、潔く「画面キーボードで生きる!」を選ぶのも悪くありません。

iPadでオススメのキーボードアプリ

結論:iPadの持ち方でベストキーボードは変化する

アプリ一つに絞って「一択!」としたかったのですが、実際に全部使ってみたらこの結論に辿り着きました

iPadキーボード
たどり着いた答え
  • 持ち方によってベストキーボードは異なる
  • 純正キーボードの汎用性はナンバーワン
  • キーボードの代わりとなるApple PencilとAirPods

結論に至った経緯を紹介します。

試してみたキーボードアプリ

  1. (無料)‎HAYATE(早手)
  2. (有料)‎片手キーボードPRO
  3. (無料)純正キーボード
  4. (無料)Gboard
  5. (無料)Simeji

片手キーボードPRO以外は無料なので、ダウンロードして試してみてください。オールラウンダーなのはやはり純正です。

省いたアプリ

  • ATOK
    有名ですが、月額課金のため。フラワー入力は画期的でしたが、個人的にはどうも慣れませんでした。
  • FlickKeyboard
    早手と同じ製作者のアプリ。かなり尖っており、私は少し触って挫折しました。慣れが必要。

キーボードアプリランキング TOP3

使う体勢は以下の4パターン

  • たて画面(立ちながら使用)
    ※通勤電車を想定
  • たて画面(机に置いて使用)
  • よこ画面(立ちながら使用)
  • よこ画面(机に置いて使用)

それではTOP3のアプリについて、得意不得意を見ていきましょう。

純正キーボード
純正

【強い場面】
・たて画面 立ち
・よこ画面 机(QWERTY)
【弱い場面】
・たて画面 机
・よこ画面 立ち
フローティング・分割・フルキーボードをストレスなく行き来できるのが最大の特徴。
利用シーンに合わせて瞬時にキーボードの形状を変えることができます。
純正ならではのアプリ安定感も超メリット。
変換候補も安定していて使いやすい、文句なしの一位でした。

HAYATE(早手)
縦画面HAYATE

【強い場面】
・全部
【弱い場面】
・特になし
両手打ちに振り切った配列で、画面キーボードを活かしたすごいアプリ。
マークダウン、数字入力、コピペ、検索機能などかなり考えて作り込まれている点も面白い。
設定項目が細かいので1日いじり倒せます。
苦手な面がなく一強に思える一方、片手打ちへの切り替えが面倒・動作が不安定・変換候補が弱い・Spotlight検索に対応していないなど弱点が多い。
キーボードが消えてしまいアンインストール以外解決策がなくなることもマイナス点でした。

片手キーボードPRO
片手PRO

【強い場面】
・たて画面 机
・よこ画面 机
【弱い場面】
・たて画面 立ち
・よこ画面 立ち
細かなこだわり設定が多く、オーダーメイド感のあるキーボードを実現可能。
動作の安定性、英字入力の明確さ、片手持ちモードと両手持ちモードの切り替え、サブキーボードが便利で依存性強し。
ボタンが大きく両手タイピングが快適だが、立って両手持ちは指が届かないので扱いにくい。
予測変換が弱い・キーボードを真ん中付近に移動できない点が惜しい(フローティングにしておば可能だが、メリットが薄れる)。

GboardSimejiはとても使いやすいですが、特徴がないのでランキング外となりました。iPhoneには良いと思います。

結局純正かよ!と思われるかもしれませんが、使いやすいのは純正でした。

大きな理由は
「安定性・変換候補・柔軟性」

iPadの大きな特徴は持ち方と使う場面がコロコロ変わることです。

これに即座に対応できる純正はやはり強かった。

純正の弱点は、フローティング時に両手でタイピングするとキーボードの移動と判定されてしまうことです。

純正はとにかく両手打ちに弱く、広げると謎の50音配列になるので机の上でも高速タイピングはできません。この問題はApple Pencilを使うとある程度解決するので、後述します

使い勝手で見ればHAYATEはすごい

安定性を無視すれば、HAYATEはかなり考えられたアプリです。

iPadキーボードは移動が大切
両手打ち超特化のHAYATEは移動機能もあり

通勤などの立ち姿勢では純正かHAYATEの二択といえます。純正フローティング機能を外部アプリで表現したのはすごい。

HAYATEはマークダウンも入力しやすい

マークダウンとは、テキストエディタ(編集アプリ)で仕事をする人が使うコマンドのようなものです。

#や/の入力がしやすく、「iPad両手打ち画面キーボードのみ」で仕事をしたいなら一択と思えるこだわりです。

左上「数→」で数字入力ができるのも便利。

左上の数ボタンが使いやすい
タップで入力切り替え、右にスワイプで数字入力モード

例えば、このまま左手の指を「5」において左指を離すと「5」を入力。

左手を「5」に置いたまま右手の「連続入力」を押すと、押すたびに「5」を連続で入力。

慣れないと操作に悩みますが、慣れたら超速入力できる仕様です。

あとこれだけほしかった!
  • 両手に9マスキーボード(打ちにくくなるかもしれないけど、そのまま片手にも対応できる)
  • 文字ボタンのサイズ変更(特にiPad mini の縦画面はきつい)
  • 左下の閉じるボタンは真ん中に欲しい(濁点をつけるときにキーボードを閉じてしまうことがある)
  • 動作の安定性

アプリ開発は大変なので惜しいところは仕方ありません。

純正に付けて欲しい機能満載で開発者称賛です。

試して欲しい「純正+他デバイス」という選択肢

Apple Pencilをキーボードにする

Apple Pencilは
絵を描くだけじゃない

電車や狭い空間で使うなら、これ以上の入力デバイスはありません。

Apple Pencilで
文字入力のメリット
  • どの画面向きでも対応可能
  • 手を動かす距離が最小
  • 小さいボタンや画面端にも届く

Apple Pencilを持つと「やっぱり使いやすいのは純正キーボード」と思えるはずです。

「入力が早い」とまでは言えませんが、Bluetoothキーボードを持ち運ぶよりも手軽で良いバランスです。

「純正は高すぎる…」という方には、360 lifeでS評価を取った「RICQD S10」でも十分だと思います。充電は有線ですが、なかなかの価格破壊。

Apple Pencilの密かなメリットとして、両手と判定されないためフローティングキーボードの移動が起こりません。

ただし一長一短で、指よりもApple Pencilが優先されるため、指を離す前にApple Pencilが触れてしまうと、指で入力した文字は無効化されてしまいます。

ペンと左手のダブル入力は癖がありますが、慣れると結構早い入力方法になります。

AirPodsをキーボードにする

物理キーボードも超える
音声入力

キーボードにこだわりすぎて音声入力を見落としていませんか?

発生が必要なので利用シーンに制限はありますが、最も効率が良いのは音声入力です。

音声入力はAirPodsがなくても体験できます公式サイトの設定解説ページはこちら)。AirPodsがあればより手軽に、正確に、小さな声で文章作成が可能です。

便利さは以下の記事でも紹介しているので、よかったらご覧ください。
» AirPods Proの音声入力でブログの文字起こしが便利

AirPodsも純正は高いので、360life推奨の「Beats Fit Pro」や他のマイク付きイヤホンもアリです。

Bluetoothキーボードは確実に使う時に持ち出す

Bluetoothキーボードは確実に使うときだけ持ち出すのがオススメです。大切なのは使う環境を重視して購入することです。

例えば私の場合、「電車で使いたい」がメインなので膝の上で使える&使いやすい製品を使っています。

膝の上で使えるキーボード
膝上で使えるMagic Keyboard

カフェで使う人は折りたたみ式・家で使うならフルキーボードと利用シーンに合わせて選びましょう。

当記事を見ていただいている方にはBluetoothキーボードは不要かもしれませんが、一応おすすめも書いているのでよかったらどうぞ。

エンジニアに見て欲しい理想のキーボードアプリ

こんなキーボードが欲しい
  • iPhoneをiPadのキーボードとして活用したいRemoteMouseのiPad版)
  • コマンドやALTなどのパソコンキーボードボタンも欲しい
  • 日本語のなぞり入力やApple Pencil特化の入力がしたい

iPadのキーボードはこんなのが欲しい!という勝手な妄想です。
エンジニアに届いて実現することを夢見て・・当サイトでプッシュするのでどなたかお願いします。

こんなキーボードがもし出ればすぐに追記しますね。

iPadに最適なキーボードアプリを探す まとめ

  • おすすめキーボードアプリは純正 or HAYATE
  • Apple Pencilや AirPodsの併用がオススメ
  • 無料アプリばかりなので、とりあえず試せばOK

様々なキーボードアプリを試した結果、純正が一番!という、ある意味「面白くない結果」となりました。

それほどApple製品は作り込まれている証でしょうか。

Apple PencilやAirPodsをキーボードとして使うのは本当にオススメなので、併用していない方はぜひ試してみてください。

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