爆走戦記メタルウォーカーの攻略【カプコンの万歩計付き携帯育成ゲーム】

携帯育成ゲームは熟成され、このあとは続々と歩数機能のついた商品が発売されます。
（ポケットピカチュウ、ヨーカイザー、ドラクエあるくんです、デジモンペンデュラムなど）

そんな携帯育成ゲームの群雄割拠を制した最高傑作です（主観大）。

各社で研磨しながら発展した携帯育成ゲームで胸を熱くしましょう。

メタルウォーカーの筐体デザイン

ゲーム画面

液晶は3つ搭載されており、この仕様が今までの携帯育成ゲームよりも没入感を生み出す仕掛けになっています。

万歩計が活かされた設計になっており、マップを探索してアイテムを探し、そのアイテムでキャラクターを育成するという内容になっています。

遊び方の項目でくわしく解説します。

本体

本体デザインは過去の携帯育成ゲームと一線を画したアーミー調になっています。

大きく見た目で差別化しているのが、液晶部にフタが付いていることです。

このフタのおかげで携帯育成ゲームっぽくなさが演出できていて、特別感のあるデザインになっています。

こどもの玩具なので、フタは破損防止のためにすぐにはずれる設計になっています。

ぽろぽろ取れるので紛失には注意しましょう。

左側面には対戦用の端子がついています。

むき出しではなくこちらもフタ付きで、チェーンで繋がれているあたりに惹かれるものがあります。

万歩計なので、裏面にはベルト装着用のクリップがついています。

強度がわからないので厚みのあるベルトやズボンには取り付けずに使っていました。

自動省電力機能まで搭載しています。さすが流行の後期商品はてんこ盛りです。

メタルウォーカーのミュート設定

たまごっちやデジモンとは操作が異なるので戸惑う方も多いかと。
爆走戦記メタルウォーカーにも、ちゃんとミュート設定機能がついています。

メタルウォーカーは真ん中のボタンを押して時計画面を出し、再び真ん中のボタンを押すことで「今日の歩数」画面になります。

この状態で上のボタンを押すことで、「音あり」↔️「音なし」の切り替えを行うことができます。

たまごっちやデジモンのように、上と下のボタンを同時押しでは切り替わらないので注意しましょう。

メタルウォーカーのあそびかた

ゲームの目的

上記が育成ゲームメタルウォーカー全体の流れになります。

他の携帯育成ゲームと異なる要素は１のマップ探索です。

マップ探索

上部の小さな画面は

になっています。

左側レーダーマップは15分割されており、自分のいる位置はレーダーアイコンを選ぶと拡大表示できます。

コンパスは進む方向を示しており、上の写真だと左方向に自分のアイコンがすすんでいきます。

マップ全体は下の図のようになっています。

実際の歩数と連動して探索できることが没入感を向上させ、数十年前のゲームとは思えない出来の良さを感じます。

無事に探索を終え「コア」を手にすると、キャラクターが進化します。

進化条件

入手したコアの組み合わせによって、キャラクターの姿・強さ・タイプが変わります。

コアの数と組み合わせでキャラクターを育成・進化させます。
コアの種類は発見するまで分かりません。

コアの数で成熟度が変わる

コアの数が増えるほど成熟した姿に進化します。

さらに、同じ種類のコアを3個集めた状態でスペシャルコアユニットを入手すると特型になります。

コアの組み合わせで姿とタイプが変わる

コアの装填数と種類によって、メタルウォーカーが進化します。

メタルウォーカーにもコアと同じ3種類のタイプがあります。

姿は載っていませんが、コアの数・タイプ・キャラクター名の一覧はwikiで見ることができます。

育成要素の違い

通常の携帯育成ゲームにある以下の機能はメタルウォーカーにはありません。

呼び出しという意味での育成は楽になりますが、長生きさせるという意味では難易度が高くなるポイントです。

基本的には歩くだけの設計なのが、最終的に難易度を上げます。メタルウォーカーの育成要素は以下になります。

順番に解説します。

HP（体力）

HPは

①時間経過
②敵とのバトルダメージ

で減少します。

修理

HPが０になるとメタルウォーカーは故障します。

故障したまま一定時間が経過すると、ゲームオーバー（いわゆるお墓状態）となります。

故障は修理で治すことができ、修理１回に付き、エネルギーが１つ必要になります。

エネルギー

ノルマ歩数を達成すると1つ貯まります。

歩数は日をまたいでも大丈夫です。

メタルウォーカーのサイズやタイプによってノルマ歩数は変わります。

ノルマ歩数は達成するたびに増えるので、人間が歩数ノルマ（修理）に追いつけなくなることが、寿命に近い仕様です。

進化するごとにノルマ歩数のベースが上がるので、難易度が高くなります。

日常的に運動する人なら、他の育成ゲームくらい生きるはずです。

トレーニング

メタルウォーカーには画面では見えない隠れパラメーターがあります。

トレーニングでは「素早さ」を上げることができます。

攻撃力はバトルで、防御力はノルマ歩数達成で、それぞれ上昇します。

他の携帯育成ゲームと違って、トレーニングが進化の条件にはなりません。

バトル要素

バトル発生時はどちらの武器を使うか選びましょう。

相手と自分のサイズ差、タイプ、残り体力を考えてどちらかを選択しましょう。

対人バトル

対人は最初に武器を選んだらその後はオートバトルです。

あまりにも流行っていなかったので、対人戦はやったことがありません。泣

マップのボスとバトル

ボスアイコンに触れるとマップボスとの対戦になります。

１画面に１体ボスが存在し、マップを行き来するたびに出現します。

このバトルは敵アイコンに触れなければ避けることができます。

相手は大型なので、自分のメタルウォーカーが弱い間は避けて通るのが無難です。

野良バトル

野良バトルはランダムで発生します。

画面を見ながら歩いているわけではないので、大体は勝手に始まって勝手に終わっています。

こちらは避けることができません。

いつの間にかHPが０になってゲームオーバーにならないよう、残りHPには注意しましょう。

爆走戦記メタルウォーカーのまとめ

当時の携帯育成ゲームの中ではダントツナンバーワンに面白いのですが、時期が悪くまったく流行りませんでした。

携帯育成ゲームの廃れ始めに発売されたため、誰も持っていなく、未だに対戦端子童貞です。

平成のポケモンGOやリングフィットとも言える健康ゲームだったのですが、同世代でも知る人が少ないのが悲しいポイントです。

対戦用端子を使うことを夢見て、大切にしたいと思います。

手軽な育成ゲーム

懐かしアプリ「なめこ」。

ポモドーロタイマーに使うと少し癒されるのでオススメ。休憩も兼ねて「もぎ取る」のが快感です。

育成疲れが全くなく、焦りのない心地よい娯楽感に癒されます。

iPadの大画面・大収穫は気持ち良いのでお試しあれ。もちろん無料で遊べます。